大学1年生からバイクに乗り続け、早7年の社会人ライダーohnigiri(@ohnigiri7733)です。
自動車学校に通い続け、ようやくバイクの免許を取得したとしたら、次に考えるのはどんなバイクに乗るか?だと思います。
ですが一概にバイクといっても色んな種類があります。
速いバイク、疲れないバイク、アメリカン、スクーター・・・
今回の記事では初めてのバイク選びの参考になるように、また、種類が多すぎて分かんねぇ方の為に、それぞれタイプ別に特徴を紹介していきたいと思います。
良い意味で個人的意見(偏見)が入っていますが、愛ゆえの暴走です。お気になさらず。。。
目次
バイクの基本「ネイキッド」
世間の50%の人が、バイクと言われて思い浮かべるのがこのタイプ。
バイクの基本ともいえる車種で、ネイキッド(=裸)と呼ばれるだけあって、余計な装飾品はついておらずシンプルイズザベストなバイクです。
車種によって、速いものから運転しやすいものまで様々なものがあり、同じような見た目だからといっても性能はまるで違うのがまた面白いところです。
バイクの王道
乗り手を選ばない王道を行くバイクで、教習所で運転するのはこのタイプのバイクになるので、どんな人でもとっつきやすい車種であるといえます。
風圧は勘弁して
シールドがなく、風圧に対する防御がないので、別途装着でもしないかぎり、長距離走行はけっこう疲れます。
暑いときには気持ちいい風ですが、数百キロも高速運転しているとかなり体力をもってかれるのがやっかいなところ。
僕が乗っているバイクについて
ちなみに僕はこちらのCB400SBに乗っています。
ネイキッドモデルであるCB400SFをベースにハーフカウルを装着してあるバイクです。
ハーフカウルのおかげで風圧もなんのその。厳密にいえばネイキッドではありませんが、僕の頼れる相棒です。
[box class=”box29″ title=”参考記事”]【レビュー】5年乗り倒しても、未だにワクワクするのはCB400SBしかない[/box]
安定感のある走りとスタイル「アメリカン」
世間の残り50%の人がバイクと言われて思い浮かべるのがこのタイプ。ハーレーといえばこのタイプを指します。
低速のパワーが強く、見た目もさながら運転がとてもしやすいです。
車体も低く足つきも良いので、身長が低い人でも取り回しやすく停車時でも安心です。
誰でも乗れる
シート高がかなり低く、身長低めの人でも両足をべったり地面に着けることができるので、取り回しは抜群に良いです。
全長が長く、低重心なので、直進安定性はかなりすごいです。おかげで長距離ツーリングも得意で、週末になると団体さんが爆音を響かせて公道を走っていくのをよく見かけます。
車重が重め
反面、車重が重く、エンジンも低速を重視しているので、最大スピード・加速は少し苦手です。
また急なカーブも、車種によっては傾け具合で足元のステップが地面にこすれます。
街中を駆け巡るには最適「ビッグスクーター」
分かりやすく一言でいってしまえば、原付のでっかいばんです。
バイクにまたがるというより、座ると言った方が近いでしょうか。快適性は様々なバイクの中でも上位に位置しています。
乗り降りや乗車スタイルも楽ちんなので、街中を走り回ったりするのも苦になりません。
収納スペースNo.1
全バイク中、収納スペースの大きさでいえば間違いなくナンバーワンです。ヘルメットから、カバンまで何でも入ります。
誰かとツーリングに行ったら、「オレの荷物も入れといてくれ!!!」で、人気者になれること間違いなし。
快適だけど、運転している感覚が薄い
低速から高速まで運転しやすいですが、ATのためクラッチ操作やギアの上げ下げがないので、運転が楽な代わりにバイクを運転している感覚が薄いです。
あと、意外と肩が凝ります。個人的に尻の痛みよりツライです。。。
そこらへんの車をミラーの点にする「スーパースポーツ」
略してSS。乗り心地なんてのは二の次。とにかく早く走る為のモデルです。
ハンドルの位置が低くステップも後ろにある為、自然と前傾姿勢になり長距離はしんどいですが、見た目はスタイリッシュなバイクが多く人気はかなり高いです。
若者を中心に人気爆発中のNINJA250やCBR250も一応このタイプに当てはまります。ただし250CCのような低排気量のモデルは、ハンドルの高さやステップの位置を運転しやすいように調節してあります。
とにかく速い
一体どこでフルパワーを発揮できるんだ?と問いかけたくなるほどの加速力・最大速度を誇ります。
大排気量のモデルになると、1速で100km/h出すなんて朝飯前です。しかも2秒ぐらいで。
峠をガンガン攻めてみたい!ってな人には特におすすめです。
乗り心地は二の次
速さを追求しすぎた結果、乗り心地は犠牲になっています。
でも大丈夫。体が痛くなる前に、目的地に着いちゃえばいいんだし(適当)。
公道最速。「ストリートファイター」
略してストファイ。SSからカウルを取っ払ったような攻撃的なデザインが特徴なモデルです。
エンジンがよく見えて機械感というか塊感というかマシンマシンしているので好きな人はすごい好きです。ちなみに僕もけっこう好きです。
ストリートをファイトする
SSからカウルを取っ払うだけでなく、バーハンドル化やエンジンを中低速重視にしたものがあったりと、サーキットではなく公道最速を目指すようなバイクです。
最近だと、最初からストリートファイター用として設計されているバイクもあったりするように人気が出てきているバイクですね。
やっぱり風圧は気合で
何回も書きましたが、これに限らずカウルのないバイクは全て風圧との直接対決を強いられます。
それすらも楽しむようなドM精神がバイク乗りには求められるということです。
快適装備てんこもり「ツアラー」
旅(tour)をする(er)からツアラー(tourer)とよばれています。
クルーズコントロール、USB充電、多目的メーター・・・といった思いつく限りの快適装備をこれでもか!というほど搭載したツアラーという名前に恥じないバイク。
初心者が選ぶバイクとしては敷居が高いですが、個性的な車種が多いので個人的にはけっこうおもしろいです。
快適なバイクという矛盾
バイクなのに快適という矛盾を生じさせている車種です。
硬いシート、襲い掛かる風圧、少ない収納・・・バイクは不便を楽しむ乗り物とかなんとか言いますが、こいつには無縁の言葉です。
高い。
快適装備は当然値段に反映されているので、価格は高めです。でもそれに見合うだけの快適性能は確立されていると思います。
あと見た目の通り重いので、取り回しには少し苦労します。
山道?林道?どんとこい。「オフロード」
林道や山道といった険しい道を走破する為に、生み出されたバイク。
車体も軽いので、倒れてもカンタンに起こせるし、基本的に頑丈なので少し無茶したぐらいでは何の問題もありません。
軽くて頑丈
車体がめちゃくちゃ軽いので倒れても自分一人の力でカンタンに起こせます。
あと、基本的に頑丈なので多少の傷はむしろ勲章とよばれるほど。ガンガン山道に突っ込みましょう。倒れて傷ついてようやく外装慣らし(?)が完了します。
シート高が高すぎる
座高がくそ高いので、身長が低い人はバイクに乗るのにとても苦労します。道路の縁石を使って乗り降りしている人もごくまれに見かけます。
またシートも硬いので長距離ツーリングに行く際は、おしり筋肉を相当鍛えておかないと泣きをみます。
ohnigiri的まとめ
ざっとよく見かけるタイプを中心に紹介させて頂きましたが、正直なところこれらに当てはまらないバイクも世の中にはたくさんあります。
今回の記事では僕の個人的な意見と偏見でめちゃくちゃ書きましたが、それぞれに良い特徴があるので、どれが一番良いかなんてのは人それぞれです。
でも、迷った人は一番見た目がカッコイイと感じたやつに乗るのが一番間違いないと思います。250、400CCなんてちょっとした排気量の違いで本当に欲しいバイクを選ばないのはもったいないですからね。
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車種に抜けがあったらまた追加します・・・。