家でもダーツができるように買ったダーツボード。
値段も3,000円ぐらいで、なおかつ点数計算もしてくれる優れモノ。
コスパ抜群で初心者に打ってつけな一品ですが、最大の難点が一つ。
ダーツが刺さる音がめっちゃうるさいのである。
ティッシュ箱が落下したときぐらいの音とかいわれていますが、わりと納得できるレベルなのが悲しい。
一軒家なら多少音がうるさくても問題ないですが、僕の住んでいる上階のシャワー音で目が覚めるような壁の薄い賃貸マンションの場合、夜も気にせず投げ続けたものなら、お隣からのカチコミは避けられない。
というわけで、深夜でも気兼ねなく投げまくる為に、今回は手持ちのダーツボード(D.craft ダーツボード Electric Board)を静音化する数々の手段を講じてみようと思います。
静音化する方法
静かにする方法をさっそく調べた結果、どうやら音がうるさい原因は刺さる面(セグメント)の裏が空洞になっているからっぽいです。つまるところここに何かモノを詰めれば衝撃が殺されて静かになるといった感じ。
では、実際に何を詰めれば良いのか?
調べたところ、大きく分けて2つありました。
「スポンジ」と「パテ(エアコン配管用)」です。
スポンジとは皆さんご存知、食器を洗ったりするときに使用するやつです。100円ショップとかでたくさん売ってます。
パテとは一言でいうと固まらない粘土で、主に配管と壁の隙間等を埋めるときに使用するものになります。残念ながらこちらは100均で売ってないので、ホームセンターまで買いに行く必要があります。
値段は200gで100円程度になり、もちろんAmazonでも購入できます。固まるパテだと衝撃が吸収できないので、エアコン配管用以外を間違えて買わないように注意が必要です。
スポンジを使用する場合

必要なもの
- はさみ
- スポンジ(100均で5個入りが売っている)
方法
- STEP
ダーツボードの裏面を外す
- STEP
セグメントの形にスポンジを切ってきっちり詰める
- STEP
裏面を元に戻す
- STEP
完了。
総作業時間”40分”程度 (写真撮り忘れた・・・)
やってみた結果
静音化を何も施してない場合に比べ“20%”ぐらい静かになりました。正直やる前とあまり変わってなかったけど、メンタル上、静かになったと思い込むことにした。
ただ、スポンジをもっとキッチリ詰めればこれ以上に静音効果を得られることも可能だと思います。が、スポンジをセグメントの形に切るのがめんどくさすぎて妥協した結果、中途半端な効果になってしまいました
ただ、材料がとても入手しやすいので、静音化入門編的な意味ではオススメです。
パテ(エアコン配管用)を使用する場合
必要なもの
- パテ(エアコン配管用。1kgあれば足りる。500円ぐらい。)
- ウレタンシート(ラップとかでも可)
- 薄いゴム手袋(パテをさわる時用)
方法
- STEP
ダーツボードの裏面を外す
- STEP
セグメントの裏にパテを均一に詰める
こんな感じに均一に詰める。これでパテ1kg分。 - STEP
裏面がくっつかないように、詰めたパテの上にウレタンシート(ラップ)をのせる
- STEP
裏面を元に戻す
- STEP
完了。
総作業時間“1時間”程度
やってみた結果
これの前に、スポンジを用いての静音化を図っていたのであまり効果に期待していませんでした。(詰めるのをサボったのでスポンジ静音化の効果が低かった為)
しかし、ダメ元でパテを詰めて見たところ・・・
なんと絶大な静音効果を発揮した
何もしていない場合に比べて“80%”ぐらい静かになりました。
静音化していないボードにダーツを投げた所
「ズバァァァァァァン」
というティッシュ箱を落としたような音がしていましたが、パテを詰めた結果
「トツッ」
というしっとり系の上品な音を奏でるようになってしまった。まさに粘土に刺さってる感じです。
あまりに静かになったので、思わず笑ってしまった。
ohnigiri的まとめ「静音化にはパテ詰めがオススメ!」
ダーツボードの静音化を図るなら、少し手間がかかるがスポンジよりもパテを詰める方が効果的にオススメです。
ここまで静かになれば、例え木造マンションであろうと、深夜にダーツを投げまくっても隣に音が響いて一触即発的なことはなくなると思います。
デメリットとしてはダーツボードが若干重くなることだが、静音化の効果に比べれば大した問題じゃぁない。
付け加えておくなら、パテを詰めるとセグメントを取り外すことができなくなるので注意。また、両面テープ(厚さ1.5~2mm程度)をセグメントの横の部分に張っておくと、ぐらつきを防いで更なる静音化を図ることができるので、余裕のある方はやっておくことをオススメします。
おしまい。
4 件のコメント
エアコンパテやってみたのですが
本当に驚くくらい静かになりました!
ありがとうございます!
このサイトを参考にさせてもらい、静音化できました!
ちなみに私は両面テープもやったのですが、両面テープの作業時間が2時間でパテが1時間でした。
計3時間です。
結構疲れました_:(;’Θ’ ;;」 ∠):_
パテの量は1kgをちょうど使い切る感じですね。
このサイトにのっているパテのAmazonのリンク先は結構値段が変わるようで私が購入した時は100g→70円、1000g→400円 でした。
ちなみに1000g購入したはずなのですが、何故か2000g入ってたのは入れ間違いなのかな……?笑
まあ結局1000gで足りましたがね。
参考までに……^^;
とても参考になる記事をありがとうございます。
質問なのですが、パテ埋めをして点数の自動計算に支障はないのでしょうか?
ご覧頂きありがとうございます!
パテ埋めによる自動計算の支障についてですが、
僕の場合は若干場所によって反応が鈍くなったりはしましたが、
通常使用に支障はありませんでしたよ。