僕が普段使っているのは長財布。
「男といえば長財布だろ!!!」ということで、特に深く考えずに今まで使用してきた。
でも、カードは最小限しか入れてないし、小銭もじゃらじゃらさせるのがイヤなので、家に帰ったら全部貯金箱にぶちこむようにしている。

ohnigiri
ん…?ちょっと待てよ…。

ohnigiri
あれ?これ長財布いらないんじゃ…
今までの生活を振り返ってみると…
仕事しているときはカバンを持ち歩くから良いとして、休日なんか手ぶらで出かけることがほとんど。
そう考えると長財布はけっこう邪魔になっていたことを思い出す。

ohnigiri
しょうがねぇ!!もういっそ小型な財布にしよう!!

ohnigiri
しかも安っぽくなく(重要)、使い勝手も良いという、欲張りスタイルなやつで!!

ohnigiri
別にミニマリストでもなんでもないけど!!!
でも、そんな財布あるんだろうか?
…って思って探していたら、なんとありました。世界は広い。
それが今回、僕が購入したエムピウの『ゾンゾ(zonzo)』っていう財布になります。
今回の記事では、
- 小さいながら
- 使い勝手も良く
- 高級感もあり
- 革を育てる楽しさも持てる
という、サイコーな財布『エムピウ ゾンゾ』の使用感ふくめたレビューを書いていきたいと思います。
手のひらに収まるサイズなのに非常に使いやすいので、小さい財布を探している方だけでなく、サブ財布を探している方にもぜひ読んでみて下さい!
- コンパクトでありながらメインにもなる財布を探している
- メイン財布と一緒に使えるサブ財布を探している
- 小さいだけでなく、収納力や使い勝手も重視したい
- 高級感がある見た目が良い(安っぽいのはイヤ)
目次
エムピウ(m+)とは

『ゾンゾ』の紹介に入る前に、「エムピウ(m+)」について説明をちょっとだけ。
「エムピウ(m+)」は2001年に誕生した機能的な革製品を作りだす日本のブランドです。店舗は東京の蔵前駅の近くにあります。(今回紹介するゾンゾはそちらの店舗で直接買いました)
もともとは建築士だった村上雄一郎さんという方が、ふとしたきっかけで革職人の道に転向し、作り上げたブランドです。
エムピウ(m+)が作り出す革製品は、どれも高級感がありながら機能的で、他ブランドより個性が強く出たユニークなものばかり。
あまり聞きなれないブランドですが、一度手にとってみれば満足感が非常に高かったです。
気になる方は、今回紹介する『ゾンゾ』以外にも製品を取り揃えている、東京蔵前の店舗を一度訪れてみることをオススメします!
エムピウ『ゾンゾ』の見た目:高級感がスゴイ


中と外の全面に革を使用した高級感のある作りをしています。
ミネルバリスシオと呼ばれる革を全面に使用しています。ツヤがあって非常に高級感にあふれています。
革製品ってメンテナンスがめんどくさそうなイメージがありますが、こちらの革はほとんど不要。普段から使っているだけで手の油が財布にうつっていくので、基本はこれだけでOKとのこと。
見た目については、こちらの動画も合わせてみてみると分かりやすいですね。
また、油分を多く含む革なのでエイジングが早く進むのが特徴です。

上の財布の写真は、同じくエムピウが販売している、こちらもミネルバリスシオを使用している財布です。
言われないと分かりませんが、この左側の濃い茶色の財布。なんと元は右側の財布の色なんですっっ!

ohnigiri
使う人によって変化する色合いも全然変わってくるんだなぁ
こういった変化を見守るのも革製品を使用していく上での楽しみ。
僕は買って2週間程度なので、まだまだ変化はみられず。大事に育てていきたいところ。
エムピウ『ゾンゾ』のサイズ感:手のひらサイズ
手のひらサイズなので、若干の厚みはあるものの、非常にコンパクトな大きさです。
大きさのイメージとしては、SUICAやクレジットカード並みの大きさを想像してもらえればOK。

僕の手持ちのiPhone SEと比較してみました。


- ズボンの後ろポケットに入れるのは余裕
- ズボンの前ポケットに入れると少しパツパツ
それぐらいのサイズ感となります。
もっと薄い財布は探せばいくらでもあるけど、使い勝手も考えると、これぐらいがベストな気がする。
エムピウ『ゾンゾ』の中身:コンパクトなのに収納力あり
見た目は小さいですが、収納力は結構あるのがスゴイところ。
中身を紹介していきます。
小銭入れ


15枚ぐらいなら楽に収納することができます。しかも、がぱっと開くタイプなので、小銭の出し入れが非常に楽です。
さらに、同じサイズの小銭入れが両サイドに1箇所ずつ計2箇所あるので、
片方は小銭入れ、もう片方は小物やカード入れとして使用することも可能で、非常に柔軟性のある使い方ができます。
でも、レシートは畳まないと入らないので、ちょっと面倒かな。

ohnigiri
男なら黙ってレシートは捨てろ!!
札入れ

お札を折り曲げずに収納できるタイプの作りをしています。
会計時にお札を折って収納する必要がないので、スマートに支払いができます。
反面、お札はゆるい三つ折りのような状態になるので、ちょっと店員さんに申し訳なく感じるときもあったり。
お札の出し入れ自体はコツがいりますが、慣れればけっこうやりやすいです。
カード入れ


財布の両脇に2箇所カードポケットがあります。
使用頻度が低いけど、常に持ち歩きたいカード(免許証とか)を入れておくのがベストかと。
ただし、どうしてもファスナーにあたってしまうので、出し入れはしづらく感じます。
2つ目の小銭入れにカードを入れれば計5枚まではカードも無理なく収納できます。
それ以上も入らないことはないですが、『ゾンゾ』を使っていくのなら、中身もコンパクトにまとめておきたいところ。
僕の場合、以下の4枚だけ。
- 免許証
- クレジットカード
- 保険証
- キャッシュカード
普段の生活圏内なら、上記4枚だけで十分生きていけます。
エムピウ『ゾンゾ』の使いにくいところ
何でもサイコー!!
というわけでもなく、小さい財布ならではの使い辛さもあったりします。
思いついたことを簡単にまとめてみました。
革製品だということ
エムピウの『ゾンゾ』はここまで紹介してきた通り、ミネルバリスシオと呼ばれる上質な革を使いまくっています。
使いまくっているがゆえに、気にしておくポイントもあります。
エイジング
ミネルバリスシオの特徴として革のエイジングが早いので、購入直後の色から時間がたつにつれ、かなりの変化が発生します。
よって、最初の色から変わって欲しくない、という人には気になるポイントかも。
傷がつきやすい
高級感やツヤがある反面、傷がつきやすい素材になっています。
うっかり爪でひっかいたりすると傷跡が残ってしまうので、丁寧な取り扱いが必要です。
傷すらも財布の味の一部だろ!!という人にはむしろプラスポイントなのかも。
ちなみに僕はけっこう気になる人なので、傷がついたら↓↓のブラシでよく磨いています。
幸い油分を多く含む革なので、↑↑のような柔らかいブラシや指でならしてあげると、傷はすぐに目立たなくなるのが良いところ。
収納力は長財布には負ける
あたらめて書くまでもないですが、当然収納力は長財布には負けます。
収納力を削ってコンパクト化しているので。
たくさんカードを持ち歩きたい人、お金をたくさん持ち歩きたい人には不向きかもしれません。
エムピウ『ゾンゾ』レビュー:ohnigiri的まとめ「小さい財布サイコー!」

良いところも悪いところもあるエムピウ『ゾンゾ』ですが、まとめるとやっぱり使い勝手はサイコーでした。
今まで長いこと長財布を使い続けていたので感覚もマヒしていましたが、いざエムピウ『ゾンゾ』のような小さい財布に変えてみたところ、持ち物がグンと減ったことによる軽快さに驚きました。
休日に出かけるときに、『ゾンゾ』のおかげで手荷物が少ないと、いつも嬉しくなっちゃいます。
小さいながら収納力もかなりあるので、メイン財布を『ゾンゾ』1本にしても全く支障ありません。
逆にメインは長財布にしといて、サブ財布を『ゾンゾ』にするとか。
休日などにふらっと出かけるときは『ゾンゾ』にするなど、主役から脇役までいろんな場面で活躍できるのが強みです。
キズがついても、ブラッシングすれば革の性質のおかげか、ほとんど目立たなくなります。
エイジングによる革を育てる楽しみも持てます。
『ゾンゾ』1つで毎日の生活がより華やかになる。
そんなステキな財布を、みなさんも是非使ってみてはいかがでしょうか?
おしまい。