「冷やし中華始めました」
ラーメン屋さんにこの文字が並び始めたら、
「夏だなぁ~」
と思うと同時に、
「なんで始めちゃったんだろ…」
と思ってしまう。
それもそのはず!なぜなら僕は!冷やし中華があんまり好きじゃないんです。
[say img=”https://ohnigiri.com/wp-content/uploads/2018/02/135-1.jpg” name=”ohnigiri” from=”right”]えぇ…[/say]
冷やし中華キライなのに、記事のテーマに選ぶとは何事!?と思うかもしれないけど、僕の故郷でもある地域にスポットライトが当てられていたので、見過ごすこともできません。
ここで本題。
みなさんは、冷やし中華にマヨネーズをかける派ですか?
それとも「は…?マヨネーズ…?正気か?」と思う派ですか?
ちなみに僕はかける派です。正気です。
あるアンケートによると、このマヨネーズかける派の人は、全国的にみると「とある地域」に集中していることが分かるんだそうな。
今回の内容では、そんな冷やし中華のマヨ問題について、
マヨネーズをかける派が集う味覚狂いの「とある地域」とはドコを指すのか!?
逆にかけない派はドコが多いのか!?
どさくさに紛れてハチミツかけてるヤツもいるぞ!?
などなど、冷やし中華キライの僕があえて記事にまとめてみました。
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目次
「とある地域」とは「中部地方」のコト
なんとなくとある地域が分かると思うので、最初から結論をいいます。
「とある地域」とは「中部地方」のコトです。
[say img=”https://ohnigiri.com/wp-content/uploads/2018/02/135-1.jpg” name=”ohnigiri” from=”right”]やっぱりな…[/say]
HOT PEPPERが全国の20~50代の男女3095名を対象に実施した「グルメの定番にまつわる地域差」アンケート結果によると、
マヨネーズかける派が集中していたのは中部地方の岐阜県が70.9%ともっとも多く、福井県が54.5%、愛知県が54.4%と続いている結果となっていたようです。

上の画像見ると、群馬県とかほぼ100%の人がかけねぇじゃん。
むしろ残りのかける派2.9%の人は何なのか…と問いたい。
とはいえこれで、岐阜人にいかにマヨラーが多いかよく分かったと思います。
…えっ?お前も岐阜県人だろって?フフフなんのことやら。(ちなみに僕もマヨネーズかける派です)
なんで中部地方の人はマヨネーズをかけるのか
中部地方の人にマヨネーズをかけるマヨラーが多いのはよく分かりました。
でも、なんで中部地方なんだろな?
という素朴な疑問が沸いたので、中部地方の名誉を挽回すべく我らがwikipediaさんに教えを乞いました。
助けて!wikipedia先生ェーーー!!
ということで、それっぽい記述を発見してきました。次の通りです。
1957年に東海地区を中心にチェーン展開する寿がきやの当時の商品開発担当者が温かいラーメンスープにマヨネーズを溶かした上で冷やしたものを「冷しラーメン」として売り出したのが始まりとされ、冷し中華にマヨネーズを添えるという現在のスタイルになったのは1965年頃である。ただ、詳細に関しては当時の担当者が誰で、どういった理由でマヨネーズになったのかまではわかっていないため不明(ただ、寿がきやの冷し中華のTVCMでは、独自の歌と共にマヨネーズをかけることをアピールしている)。山形県にも同様の風習はあるが、こちらは1980年代後半にテレビで紹介されたのをきっかけに真似したことから始まったものとされ、元々さっぱり風味では物足りないと感じた濃い味が好きな人達の間で定着している。なお、この風習は福島県の一部にも広まっている。また東海地方のコンビニエンスストアで売られている冷し中華にもマヨネーズが付いてくる。こちらに関してはサークルKサンクスでは後に全国で、ファミリーマートでも関東と九州以外の地域では付けるようになった。セブン-イレブンでは、東海地方進出当初は付けていなかったが、客の要望で付けるようになったーwikipediaより引用
ふむふむ…。
また、こちらのサイトには、より詳細な説明も載っていた。
-
「冷しラーメンは、1957年ごろから販売を始めました。当初は冷やしたオリジナルのラーメンスープに、酢とマヨネーズを溶かして提供していたそうです」初期の「冷しラーメン」は、まさにその名が示す通りの冷たいラーメンだったようだ。スープにマヨネーズを溶かしていたのは、スープとマヨネーズの組み合わせがベストマッチングであったため。1965年ごろに冷しラーメン専用のスープを使うようになり、一般の“冷やし中華”スタイルに。「従来とは異なる、サラダ感覚で食べられる冷やし中華をコンセプトとしており、数多くの調味料の中からマヨネーズが選び出されました。1964年ごろには、具材のハムの上にマヨネーズをのせて出していました。当時はマヨネーズの好き嫌いがあったため、よけやすくしていたようです」その後、1986年ごろからは小袋のマヨネーズが添えられるようになったんだそう。約60年も前から「冷やし中華+マヨネーズ」の歴史があるとは…! 発祥がスガキヤと言われるのも納得。そして、人気チェーンのスガキヤでマヨネーズが付いているから、東海圏では「冷やし中華+マヨネーズ」が広がったのだろう。-Yahoo!ライフマガジンより引用
なるほどなぁー。
要するに
「中部地方のソウルフードを生み出しているあの【スガキヤ】が、冷やしラーメンを通じて中部地方民の深層心理に「冷やし中華にはマヨネーズを使え!」と植え付けた」
ということですね(?)
実際に、名古屋のスーパーではその【スガキヤ】から冷やし中華が発売されていますが、こちらの商品にはやはり「マヨネーズ」が同梱されています。

なんだかんだマヨネーズかけた方が、さっぱりとしながらも満足感が増して美味しいので、僕はマヨネーズ推奨派です。
どさくさに紛れてハチミツかけてるヤツもいる
マヨネーズだけでなく、どさくさに紛れてハチミツかけてるヤツもいます。
っというかパッケージに同梱されています。ハチミツが。むしろ推奨。
ただ、正確にいうと冷やし中華ではなく「冷やしラーメン」の話なんですが、スガキヤにおけるこの2つの違いは僕もよく分からないので、一緒くたにしときます。誰か教えて下さい。。。
ohnigiri的まとめ「マヨネーズは分かるけど、ハチミツは分からない」
マヨネーズを中部地方の人々がこぞって冷やし中華に入れたがるのは、全て【スガキヤ】が元凶だというコトが分かりました。
ですが勘違いしないで下さい。
僕も含めて中部地方の人間はみんなスガキヤ大好きです。
だってソウルフードなんですもの。
久しぶりに今度スガキヤ食べに行ってこようかな?
でも、これだけ熱く語っておきながら、繰り返しですが、僕は冷やし中華があまり好きではありません。笑
おしまい。
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