お弁当の定番のおかずといえば、何を思い浮かべるだろうか?
卵焼き?…あぁ、マヨネーズ入れると美味いよね
ミートボール?…イシイのヤツが最高に美味いよね
色んな定番がご家庭にはあると思いますが、万国共通の定番といえば1つしかない。
そう「タコさんウインナー」である。

ふつうのウインナーに切れ込みを入れただけなのに、超絶プリティーになるという天才が発明した調理方法。
上の写真のような赤色ウインナー(名前を知らないので誰か教えて)じゃないとうまく「タコさん化」しないという。
しかもこの赤色ウインナー「ジューシー?何それ?美味しいの?」ってぐらい肉汁詰まってないし…。でも今食べても不思議と美味い、謎のウインナーである。
そんなちびっ子から大人まで大人気の「タコさんウインナー」
しかし、ここでみんなにはよく考えてみて欲しい。
なぜ「タコ”さん”ウインナー」なんだろうか?
世間に大人気なのはよく分かる。さっぱり肉汁も詰まってないけど、なんでか美味いのもよく分かる。
なぜ「タコ”さん”ウインナー」なんだろうか?
世の中の主婦に聞き込みしても、強面のおっちゃんに聞き込みしても、誰であろうと思わず「さん」付けしてしまう「タコさんウインナー」
そんなに偉いのか、タコさんウインナーってやつは。
国民の深層心理にまで植え込まれたコイツの敬称。こりゃぁ国家の闇を感じるなってコトで、今回の記事ではそんなヤバイやつ「タコさんウインナー」の謎に迫りました。
記事を完成させる前に失踪したらすみません。
目次
タコさんウインナーがさん付けされる理由
こういうときに頼るべきなのは何か?
国民の深層心理に植え付けるぐらいのヤバめの案件。国家権力に頼ったところで、むしろ返り討ちに合いそうなことは一目瞭然。
ということで、平等の化身なるwikipediaさんから知恵をお借りしました(いつも通り)
たこさんウィンナーとは、ウィンナーの飾り切りの種類の一つ。尚道子により考案された。-wikipediaより引用
尚 道子さんか、なるほどな。…誰だ!?
同じくwikipediaさんで調べてみるとNHKの長寿番組「今日の料理」で長期間にわたり講師を務め、経済的でおいしい家庭料理を推奨した第一人者とある。
この偉大な方が、夫を励ます為にウインナーに切れ込みを入れて、食べやすくプリティーにすることを日本で最初に考案して、世の中に広めた人らしい(所説あり)
尚 道子さんスゴイな…。
っていうか、上の引用文を最後まで見てみると
「タコさんウインナー」はプリマハム株式会社が有する登録商標である(第5120436号)。-wikipediaより引用
プリマハムの登録商標だと…ッッ!!
正直そんな商品聞いたこともない。でも、パッケージを探してみたら…ありました。

確かにタコさんウインナーだ…。しかも最初っから切れ込みが入っているというパーフェクトっぷり。
でも正直なところ、このパッケージ。スーパーで見かけたことは1度もない。レアものなんだろうか。
まぁ、登録商標であるというなら、さん付けせざるも得ないか…
こんだけタコさんタコさん言ってると、タコさんがゲシュタルト崩壊してきた。
ohnigiri的まとめ「タコさんウインナーにはさん付けされるだけの歴史があった」
いまいち腑に落ちないところはありますが、タコさんウインナーにはさん付けされるだけの歴史があることが分かりました。
意味もなくさん付けされているワケではないということですね。
みなさんもタコさんウインナーを召し上がるときは、過去の歴史を感じつつ、敬意をこめてタコさんと呼んであげて下さい。
おまけ:コレ使うと一発でタコさん化できるよ
頻繁にタコさん化する人はこんな便利な調理道具もあるよ。
おしまい。